
メガボルテージ編開始時の状況

- 時間経過→1年後
- フリード→リザードンと共に生死不明
- スピネル→ギベオン消滅後にラクア占拠、エクシード社代表の座につく
- ライジングボルテッカーズ→エクシード社の情報操作により、ラクア事件の首謀者という汚名を着せられる
主要キャラの状況
![]() リコ | ラクアでの決戦後はセキエイ学園に戻るが、やや塞ぎ込んだような状態が続く。そんなリコの元をロイが訪れるところからメガボルテージが始まる。 |
![]() ロイ | 決戦後も冒険を続けてたくましく成長。ラクリウムの影響を受けたポケモンの情報を知り、リコの力を借りるため、セキエイ学園にやってくる。 |
![]() ドット | 決戦後は実家に戻っている。引き続きぐるみんとして活動する中でラクリウムに関する情報を得て、ロイに調査を依頼する。 |
![]() フリード | ラクアからの脱出時にリザードンと共にブレイブアサギ号から落下、1年後の今も消息不明。 |
![]() アメジオ | ラクアからの脱出時にジル・コニアとはぐれ、1年後の今も消息不明。 |
![]() スピネル | エクスプローラーズのトップにして、エクシード社の社長の座についている。 |
組織単位では、ライジングボルテッカーズはライジングボルテッカーズは「これ以上子どもたちを立ち止まらせたくない」という思いから、ラクアでの決戦後に解散。対照的にエクスプローラーズは、事件の責任をライジングボルテッカーズに負わせ、「自然を保護する正義の組織」としての地位を確立。サンゴとオニキスはアイドル的な人気を博すに至る。
現在判明している情報 ※5/11更新
リコとロイによるライジングボルテッカーズ再結成

リコとロイは「ライジングボルテッカーズの真実を取り戻す」という決意のもと、再び旅立つ。ドットも実家から情報収集で後方支援し、ウルトは95話で正式に一行に加わった。
2人は「ライジングボルテッカーズのリコ/ロイ」であることにこだわり続ける。ライジングボルテッカーズを名乗ることで周囲の目が変わろうとも、その信念は揺るがない。モリーから「ライジングボルテッカーズに固執せずとも、あなたたちの旅は続けられる」と諭された際も、間髪入れずに「違う!」と否定した。
ポケモンとの真摯な向き合い方をもって悪評を覆し、ラクリウムによる被害拡大を阻止することを活動の主軸に据えている。
エクシード社がラクリウムを商品化

スピネル率いるエクシード社は、ラクリウムスフィアを「ストロングスフィア」と名付け、一般市場への流通を画策。野生ポケモンがラクリウムの影響で凶暴化している背景には、ストロングスフィア製造が関わっている可能性も示唆されている。
メガボルテージ編、これからの展開予想
最終的にライジングボルテッカーズの理解者が集う展開

現時点での理解者 | ||
---|---|---|
![]() アン | ![]() ニャビ子 | ![]() ウルト |
95話の時点では、旅先で出会う人々にリコたちがポケモンへ真摯に向き合う姿を見せることで、ライジングボルテッカーズへの誤解を解いていくのが基本的な筋書きとなっている。これを各地で繰り返し、理解の輪を広げていくことで、最終的にスピネルによって植え付けられたライジングボルテッカーズの不名誉な評判を覆すものと推察される。それはここまでの物語の展開に加え、OP映像でリコたちの背後に集う仲間が徐々に増えていく描写からも想起される。
オレンジアカデミー再訪の可能性
OP映像でリコたちと並び立つ人の中にはネモや、オレンジアカデミーの生徒と思しき姿も確認できる。パルデア地方にはラクアでの一件の経緯を知る者が多いこともあって、オレンジアカデミーを頼る可能性はありそう。ただし、ブレイブアサギ号を失った現状で、いかにしてパルデアへ向かうのかは課題となる。
また、90話で「アンがブルーベリー学園からスカウトされている」という会話があったことから、ゼイユをはじめとするリーグ部の面々が登場する可能性も考えられる。
六英雄との衝突

ルシアスの消滅に伴い野生化した六英雄だが、レックウザを除きスピネルの手に落ちている。メガボルテージ編のクライマックスで、ラクリウムによって正気を失った六英雄とリコたちが対峙する展開は十分にあり得るだろう。

ゲーム「ZA」との連動

「メガボルテージ」という章タイトルは、新作ゲーム「Pokémon LEGENDS Z-A」の発売に合わせたメガシンカ要素の導入を示唆していると考えられる。近年のポケモンアニメはゲームとの連動性を重視する傾向が顕著である。第1部(ルシアスと六英雄編)が「スカーレット・バイオレット」の世界観を独自の切り口で深掘りしたように、メガボルテージ編もまた「Z-A」の物語と共鳴する形で展開されると予想される。
しかし、「Z-A」の発売が2025年秋とまだ先であるため、第2部の冒頭から直ちにミアレシティ(「Z-A」の舞台)へ向かうとは考えにくい。むしろ、「Z-A」への布石として、カロス地方や「XY」の物語を現代の視聴者に向けて改めて提示する構成になるのではないだろうか。「XY」のゲームおよびアニメは発表から10年以上が経過しており、現在の子供たちの多くは未見である可能性が高い。そのため、メガボルテージ編はカロス地方とメガシンカの魅力を再発見させる役割を担うことも期待される。
長期的な展望:第10世代アニポケについて
第10世代のポケモンが登場する際には、主人公の交代が行われると見るのが自然だろう。リコ、ロイ、ドットのパートナーポケモンがパルデア御三家であり、マスカーニャ、アチゲータ、ウェルカモへと最終進化を遂げるであろうことを踏まえると、新たな冒険の幕開けには主人公の刷新が妥当と考えられる。
ただし、これは必ずしもリコたちの物語が完全に終結することを意味しない。むしろ、より成長を遂げた彼女たちが、次世代の主人公を導き、支える存在として再登場する可能性も考えられる。かつてのフリードやライジングボルテッカーズがそうであったように、世代を超えた物語のバトンが繋がれていく展開も期待したい。
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