
キャラの変化
ロイ

ロイの声がすごい低くなってる!対ウルト限定かもだけど、テンション感もかなりクールな印象に変わってた。油断させてからウルトを撒く強かさも身につけてて、一段と成長を感じる。
でもリコの前ではあの頃と変わらないテンションのロイ、このギャップがたまらない。女子生徒からキャーキャー言われる人気ぶりも納得。そしてメガシンカせずにセキエイ学園エース格のアンに勝つなんて、相当強くなったよねロイ。
リコ

リコはより穏やかになったというか、やや塞ぎ込んでるというか。口では「大丈夫」と言っていてもアンにはお見通しなあたり、この一年で二人の仲も深まったのが感じられて良かった。
登場時点でのリコは髪が伸びたぐらいで、ロイやドットと比べるとビジュアルに大きな変化がない。これってあの時から前に進めていないことの暗喩なんだろうね。

改めて見ると、リコはあの時フリードの一番近くにいて、それでも手を掴みきれなかったから余計にダメージ受けてるんだろうな。ぐるみん動画も見なくなってしまったあたりで、その重症っぷりが伺える。
ドット

ドットは実家からオペレーションする形で参加。実働はロイだったけど、再集結のきっかけを作ったのがドットで、思わず笑顔になっちゃう。OPでは3人並んでたから、いずれ合流するんだろうね。

フリード博士のポケモンゼミ枠の後継はぐるみん、いやメガぐるみんでした。
ウルト

ウルトは一方的にロイをライバル視してる感じだった。ロイはともかく、ウルトが黒いレックウザにこだわるのはなんでだろう?ここは今後に期待。
次回予告では、リコを見て「なんで女の子が…!?」と動揺するウルト。女子への免疫はなさそう。ただこれに関しては、どちらかというと微塵も意識しないロイがすごいだけなんだよね。
初登場でちょいちょい可愛げを見せてくれるウルトくん、嫌いじゃないよ。リコとロイは状況的にはしゃぐ余裕があまりないだろうから、ウルトの存在が今後の物語に与える影響は大きそう。
スピネル

スピネルが世間的に「エクシード社のイケメン社長」として認識されてるの、思わず笑っちゃった。いや間違いではないんだけど!
新要素

詳しい説明なしにいきなりルカリオもヤミラミもメガシンカ!サービス精神旺盛でうれしい。初回では修行やルカリオゲットの話までたどり着かなかったから、これからに期待。パルデアにいる間限定かもだけど、テラスタルも健在なのもたすかる。

ルカリオのキャストは八代拓さんでヤミラミは佐倉綾音さん。テラスタルデビュー編と同様にライジングボルテッカーズの大人組はポケモンとしての出番が多くなりそう。あの時はゲストポケモンのCV.八代拓ラッシュを笑って見てられたけど、今の状況だと受け止め方が変わってしまいそう…。

印象的なシーン

フリードとリコの出会いを知らないのに、空から「みーつけた」するのは才能と言わざるを得ないよロイ。そして次はリコがフリードに「みーつけた」するんでしょう?

体はリコより大きくなったマスカーニャだけど、体を預けて甘えるのは変わらないのが可愛い。リコが前に進めない時は引っ張ってくれるのも、あの頃と変わらないマスカーニャらしさ。
マスカーニャのわざ構成も、ふいうち、アクロバット、マジカルリーフ、トリックフラワーで確定したね。マスカーニャになってもツタアクションが健在なのがたまらない。

ロイとのバトルを通じてリコの声が徐々に力を取り戻していく演出が素晴らしかった。「ロイとならもっと上に行ける」な関係性がすき。騒ぐ生徒たちを前にライジングボルテッカーズのメンバーだとカミングアウトした時には、完全にあの頃の声色に戻ったリコに胸が熱くなった。
OP曲と映像
GET BACKはリコとロイそれぞれの心情を歌詞にしたって話があったけど、まさにその通りでグッときた。リコパートの1番とロイパートの2番を入れた上で1分半に収める構成も、あまり見たことなくてそれ故にこの曲にかける気合を感じる。

サビ前の「マジカルを見せてよ」「ほのおのうたごえ」は、あまりにもリコとロイそのもので泣けてくる。「ほのおのうたごえ」はラウドボーンに差し替わっても違和感なさそうだから、この半年の間に進化が来るかも?

これまでの傾向を見るとOPの映像は、ある程度今後の展開を示唆してることが多いんだよね。ウルトの暗い表情からは、彼自身が何か抱えてるものがありそう。それが黒いレックウザやロイへの執着につながるのかはわからないけど。

そしてエクスプローラーズ幹部で唯一姿を見せなかったアメジオの動向が気になるところ。でもまあ1年後のアメジオのビジュアルなんて結構な目玉だからそりゃあもったいぶりますよね。

ラストシーンでリコ、ロイ、ドット、ウルトの後に次々と人が増えていくのは、ライジングボルテッカーズの冒険を取り戻していく過程を表してるんだろうな。アンが出てくるのは納得だけど、1年後の時系列で原作キャラのネモが登場するのは驚き。
アンとネモの隣にいる子たちも、それぞれ名前ありの重要キャラになりそう。特に93話のタイトルが「ガチ推し!?ぐるみんファン対決!!」だから、アンの隣のぐるみんパーカーの子はこのエピソードで出てきそうだね。
今後の展開予想

クムリ山周辺がエクシード社に封鎖されてフリードの捜索が難しくなったと言ってたよね。もし生きてるなら、エクスプローラーズに回収されてる可能性が高いんじゃないかな。ルシアスが消えた後の六英雄と違い、キャップが野生化した描写がないのはそういうことでしょう。
ラクリウム漬けで正気を失ったフリードが敵として立ちはだかる展開…。子供向けアニメでそこまではしないだろうという気持ちと、スピネルならやりかねないという気持ちのせめぎ合いがある。

スピネルに操られた六英雄とのバトルもいずれありそう。初期のリコたちでは相手にもならなかったが、レックウザライジング編ではレイド形式なら勝てるようになったのを考えると、六英雄戦はリコたちの成長を測る基準になっている側面もあるのでね。

パゴゴの復活も近いうちにありそう。予告映像でボールから出た姿が確認できてるし、ラクリウムによるポケモンの暴走の原因を探るためにパゴゴの力が必要だもんね。OPではテラスタルフォルムで登場してるから、カロス地方でも何かしらの方法でテラスタルできるのかもしれない。
まとめ

というわけで、メガボルテージ編初回1時間スペシャルを振り返りました。まずは「リコが前に進む意思を取り戻す」お話から始まり、これからロイとルカリオ・ウルトとの出会いについても触れられていくでしょう。
メガシンカ要素も徐々に広がっていきそうだし、フリードの行方、アメジオの動向、ウルトの背景などまだまだ謎が多いけど、それがまた楽しみでもある。第1部で謎が明かされる瞬間の気持ちよさはまだ鮮明に覚えているのでね。

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