【アニポケ】リコ出生の秘密!ルシアスが100年越しに託した想い

アニポケ リコロイ編の主人公・リコが、リコロイ世界で伝説として語り継がれる冒険者・ルシアスの子孫ではないかと一部で話題に。根拠として挙げられる3つの要素を説明していきます。

目次

100年前、ルシアスとラクアの真実

100年前— 伝説の地ラクアを目指した3人の冒険者がいた。 ルシアス、リスタル、そしてギベオン。 彼らは伝説を信じ、その地を求めた。 しかし、その旅路が、 やがて世界の運命を変えることになるとは—— 誰も想像すらしていなかった。

そして今、 その物語は新たな継承者によって動き出そうとしている。

当時、誰もが笑った。 “ラクア”など、ただのおとぎ話にすぎないと。 しかし、三人の若き冒険者たちには見えていた。 おとぎ話の中に秘められた真実が—

“ラクアに行きたい”という夢。 その共通点で意気投合した三人は、 エクスプローラーズを結成する。

そして彼らが見つけ出したのは、 まさに言い伝えられる通りの楽園だった。 伝説のポケモンが多数生息する豊かな場所。 その驚くべき環境を生み出していたのは、 “ラクリウム”と呼ばれる鉱石のエネルギー

しかし、ラクリウムの凄まじいエネルギーは 人の心さえも変えていく。『自然の摂理を越えたエネルギーに触れるのは危険だ』 と言うルシアスと、 『人知を超えたエネルギーこそが 永遠への可能性』と考えるギベオン。 二人の対立は、修復不可能なズレを生み—

ギベオンが独断でラクリウムを掘り起こそうとし、 その暴走を招く。 その勢いは世界中を覆い尽くさんとするほど。 ギベオンは暴走の余波で起きた地割れに呑まれ—

ステラフォルムとなったテラパゴス、 六英雄全員の力を使ったバリアで ラクリウムを封じ込める。

俺達の未来を…守ってほしい。

その中に一人残ったルシアス。 力を使い果たしたテラパゴスは休眠に入り、 リスタルだけが六英雄の力を借りてラクアを脱出した。 しかし、これは終わりではなく— 新たな物語の始まりだった。

ルシアスから子孫へ、世代を越えた継承

元の生活に戻ったリスタルは決意する。 ルシアスとの間に生まれた娘のレイラには、ラクアでの出来事を話すまいと。 エクスプローラーズの冒険が知れれば、 また悲しい出来事が起きると考えたからだ。

しかし、彼らの子孫に流れる冒険者の血は、 それを許さなかった。 歴史を動かしたのは、その孫、ダイアナ。

レイラにラクアの出来事が伝えられなかったこと、 リスタル自身も早逝したことで、 ダイアナは自分の祖父母の名前すら知らぬまま育つ。 それでもなお、幼い頃に見つけたルシアスの手記に 心を奪われ、世界を巡る大冒険家となった。

ダイアナの探索で集められた情報は、 彼女の娘・ルッカの夫アレックスによって絵本として紡がれていく。 遠い島で、その物語は 少年ロイの心に冒険への憧れを灯すことになる。

ダイアナの娘ルッカは教師として、 多くの生徒と向き合っていた。 その中に、目標を見失い燻っていた 一人の青年・フリードがいた。ルッカは彼に空飛ぶピカチュウとの出会いをもたらす。 その出会いが、彼の人生を変えていく。

やがて空飛ぶ冒険団ライジングボルテッカーズを率いるようになった彼の元に、 恩師ルッカから一本の連絡が入る。 今度は、娘リコを託すために—

こうして世代を超えて、 それぞれの想いは確かに繋がっていく—

リコの旅立ちと真実

ダイアナから休眠状態のテラパゴスを受け継ぎ、ライジングボルテッカーズと共に旅に出たリコにとって、六英雄との出会いは大きな試練となる。

森を守護するオリーヴァとの共鳴、怒りを爆発させるガラルファイヤーの力、霧の海を支配するラプラスとの邂逅、天狗山で己を磨き続けたバサギリ。出会いを重ねるごとに、 テラパゴスは力を取り戻していく。 まるで、100年の時を超えて 紡がれてきた物語が、 今、一つの形となるように—

残る六英雄の情報を求めて訪れたのは『亡くなった人に会える』と言い伝えられる”てらす池”。 リコたちはここで、時を超えて現れた女性と邂逅する。

—リスタル。 かつてルシアスと共にエクスプローラーズを結成し、 ラクアへ到達した仲間。亡き人の面影が映るこの場所で、ルシアスの姿が現れることはなかった。

そして、リスタルは語り始める。 100年前の真実を。 エクスプローラーズの冒険を。 そして、リコの血に流れる意味を—

「今の2人を見ればわかる。パゴゴの相棒はリコ、あなたよ。」

「泣かないでテラパゴス。 私があなたをラクアに連れて行く。 あなたの願いを叶えるから。」

こうしてリコは知る。 自分がルシアスとリスタルの血を引く存在であることを。 そして、六英雄が交わした約束を 今こそ受け継ぐ時が来たのだと—

パルデアの大穴・エリアゼロの内部。 100年前には正体不明だった謎のポケモン、ウガツホムラ。 当時、ルシアスたちでさえ この存在をエンテイと誤認するほどの謎に満ちた姿。他の六英雄やエクスプローラーズ、 各地のジムリーダーとの戦いを通じて 成長していたリコたち。 この未知の強敵ウガツホムラとの戦いにも 見事に勝利を収める。

そしてすでに同行していた他の四体も ボールから現れ、最後の試練・黒いレックウザを迎え入れる。テラパゴスも参戦する総力戦の末、レックウザに勝利。レックウザも六英雄最後の一体として同行を了承。これですべての六英雄がリコ一行の元に集い、テラパゴスは完全に力を取り戻した。

約束の地、ラクアへ

六英雄は『もう一度ルシアスと会う』という 約束を果たすことを行動原理とし、 リコとテラパゴスこそがその目的を果たすための鍵であるため、彼女たちの力を試し、そして支えていく。

100年の時を超えて受け継がれた想い。祖母ダイアナが見つけた手記から始まり、両親が育んだ縁は、フリードとロイ、ライジングボルテッカーズというかけがえのない仲間との出会いをリコにもたらす。

すべては、この瞬間のために—

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 新OPのインパクトもあって、ますます凄い世界になってきましたね。

    サンゴの大谷育江さんの名演技もあって、みのりんごのチビフレも改めて聞きたくなってきました。

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