2024年に鈴木みのり名義の歌を聴ける喜び|オーバーラップ文庫 ナイトドリームフェスの現地レポート

鈴木みのり名義の歌を聴ける幸せ
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ナイトドリームフェス参戦前のぼく

鈴木みのりさんを追いかけ始めた2021年からカラオケに行かなくなりました。なぜならこの世界には鈴木みのりの歌があるのに、あえて自分が歌う理由を見つけられないから。

今もその気持ちは変わりませんが、環境は大きく変わりました。鈴木みのり名義の曲を最後に生で聴いたのは、2023年3月の3rdライブツアーが最後。2023年10月の事務所移籍のメッセージの中にフライングドッグへの感謝の言葉もあったことから何となく察しつつ半年以上が経ち、2024年6月のFC生配信でフライングドッグとの契約はもうないことが鈴木さんの口から語られました。

元の事務所もフライングドッグもビクターの系列なので、青二に移籍するならどちらとも切れる感じの契約だったのかなとか想像することはありますがそれ自体は今回重要ではないので置いておきます。

大事なのは3rdツアー以来1年9カ月ぶりに鈴木みのり名義の曲の生歌を聴ける機会がやってきたということです。

そんなわけで訪れたのは「オーバーラップ文庫オールスター大集結SP~ナイトドリームフェス~」。最初のリリースでは、鈴木みのりさんは黒の召喚士のセラ役としてトークパートに出演とのことでした。この時点でチケットは確保していましたが、後にライブパートにも出演すると発表されました。

ライブパート出演ということは歌うということで黒の召喚士の枠で出てるから歌うとしたら自身が担当しているEDの Whereverの可能性が高いわけで。それこそソロのアーティスト活動再開しますとなるまで鈴木みのり名義の曲は聴けないと思っていたので、予期せぬタイミングでの供給に固まるぼくでした。

ソロの楽曲でがっつり作品を背負って歌うというのも中々珍しい機会なので朗読劇含め楽しんでいきます。

ナイトドリームフェス参戦後のぼく

おわりました。たいへん満たされています。

Whereverはアニソンでは珍しいR&Bなので、基本的には表現というよりは響きの気持ちよさに身を任せる曲だと認識しています。
ただ今回は自分にとって特別な機会だからというのもあって、これまでのWhereverの中で一番エモーショナルな歌唱だったように感じました。

黒の召喚士本編でも同じような気持ちになったことはあります。それはセラ加入回の5話。ヴィクトールと過ごした過去を振り返りながら、ケルヴィン達と歩む未来に想いを馳せるセラ。そしてそのままシームレスにWhereverへ繋がる特殊EDでした。

歌詞をよく読むと、過ぎた過去とこれからの未来を想って歌うラブソングなんですよね。大好きで特別なあの時間は過去の思い出になってしまったけど、その温もりは今も鮮やかなまま。そしてこの先の未来のどこかでまた会えることを願っています。歌う意思が無くなったという訳ではないことはFC配信でもおっしゃられてましたしね。

I’ll follow you
Wherever you go

です。

余談

久々のソロ歌唱の場にデビュー前からのファンを公言しているやなぎなぎさんがいたのも縁を感じるめぐり合わせでしたね。同じくそう思ったあなたにアニサマ2022をおすすめします。やなぎなぎさんと一緒にエフェメラをあつめてを歌ったり、Whereverのライブ歌唱が唯一映像として残っている場でもあります。円盤もありますし、Dアニメストアの見放題対象にもなっています。

アニポケ繋がりで緒方佑奈さんとの絡みが増えていた近頃なので、鈴木みのり→DIALOGUE+の繋ぎもニコニコでした。把握している限りではこの2組が同じステージに立つのは初めてなんですよね。お互い色んなアニソンフェスに出ていますが出演日が違ったり。これまで交わりそうで絶妙に交わらなかったのも、鈴木さん緒方さんが仲良くなるのを待っていたのかもなどと想像すると明日から他人に優しくなれそうな気がします。

NEXT ARTISTの映像で青二の宣材写真が表示されるのが新鮮だなと思いつつ、アー写じゃないことに少し寂しさを感じたりもしました。

この1年9ヶ月の間自分を支えてくれたのは「My Own Story」です。

題名のない私のストーリー

そこかしこに伏線が隠れてるの

ページをめくり続けるその先に

ぜんぶ無駄じゃないと わかる日が来る

元々の文脈は鈴木さんが歌手デビューしてからの5年間を振り返って平坦な道ではなかったよねというものですが、ソロ活動を待ち望む自分の心境にも刺さるんですよね。この悶々とする期間も、いつかまた鈴木みのりとしての歌を思う存分浴びる時のための伏線なんだと。黒の召喚士のおかげで少し息継ぎができたので、明日からも元気にヲタクしていきます。

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