イベント前のぼく
こんにちは。鈴木みのりバースデーイベントに向かっている最中のぼくです。今年のグッズはアクスタ3種が各150個、ブロマイドが300セットと両部完売していることを考えると険しそうな品揃え。開場のちょっと前に行ってグッズが買えたら嬉しいなぐらいのテンションで、11時40分ごろに会場到着。
これだけで300セット終わりそうだなというぐらいの並び。しかも敷地の関係で列形成は打ち切りとのことで開演まで暇をつぶす方針に切り替える。このおかげで、土曜の永田町は昼のスタバでも普通に座れるという発見がありました。
お、おれには鈴木みのり5th Anniversaryくじのアクスタがあるから悔しくないんだ…!
1部のぼく
13時開演予定が、30分押してのスタート。ただ入場列が進むスピード的に定刻開始ができるとは全く思っていなかったので許容範囲。諸々のソシャゲの日課を消化するにはちょうどいい時間でした。
1部のコーナーはこんな感じ
- 鈴木みのりオールスター感謝祭
- メール紹介
- プレゼント企画当選者発表
- エンディング
鈴木みのりオールスター感謝祭
久々の単独イベントということもあって、最初は静かすぎることに鈴木さんが怯えながらのスタート。ただ、そんなやり取りがあったことを忘れるぐらいオールスター感謝祭が大盛りあがりでした。大枠はあの有名なテレビ番組を想像してもらえれば大丈夫です。
具体的には
- 鈴木みのりに関するクイズを3択で出題します
- 不正解の人は座っていきます
- 最後まで残った人には、鈴木さんがその場で書いた直筆のメッセージを手渡ししてくれます
- 最終問題で正解者がいなかったら全員復活します
というもの。
全員復活を挟んだのでチャンスは2回あったわけですが、どちらも最終問題のひとつ前で脱落でした。1回目の「1997年10月1日は何曜日?」はもう勘でしかないからしょうがないんですけど、2回目の「『HappyHappySummerBoy』のモリタク以外のメンバーの名前は?」で外したのは悔しいですね。ちゃんと鈴木さんに関する情報なので。最終問題のトワイライトライトは当たっていたから特に。
まあ惜しいところまではいったので最低限面目は保てたんじゃないでしょうか。抽選だと当たらないことをベースに考えてしまうんですけど、クイズは自分の頑張り次第で勝てるから燃えましたね。勝ち取れはしなかったけど楽しかったです。
パーソナルなエンディングトーク
誕生日という節目かつ配信もないクローズドな場でということで、かなり踏み込んだ話が聞けました。大枠としては、事務所移籍からの1年間でいろんな変化があったが、演技も歌も含めた声の表現を突き詰めるという芯の部分は変わっていないということ。歌の活動を止めることに関しては本当によかったのか迷うこともあったようですが、今回の盛況ぶりを見てクリアになった様子。その中の1人としてあの場にいられたのはうれしいことです。
しっかり喋れたお見送り
終演後は鈴木さんがお見送りしてくれるというのはイベント発表の時点で告知されていました。ただ「お見送り」なので、ニコニコする鈴木さんの前をワァーって通り過ぎるだけだと思っていたんです。ただ並んでる間に漏れてくる声を聞く限り、明らかに10秒ぐらいは会話しているのでぼくは焦りました。
鈴木さんを追いかけ始めたのはステイホーム全盛期で、その後も今に至るまで鈴木さんと面と向かって話せるタイプのイベントはほぼなかったんですよね。まして自分はアドリブでスラスラ言葉が出てくるタイプではなく、ドルヲタ時代も自分が投げる話題とそれに対する返しを数パターン、それぞれへの返しをまた数パターン書き出して臨むような人間です。なので必死でした。クイズ中よりも頭回っていたかもしれません。ということで冷や汗をかきながらの会話でしたが、直接ありがとうを伝えられるのは嬉しいものですね。
総合すると、1部はファンとの交流を重視されていたのかなという印象でした。思わぬ形で鈴木さんと会話する機会も貰えて、もうこの時点でかなり満足。まだ田辺氏が参戦する2部もあるので気を引き締めていきます。
2部のぼく
QRコードの読み取りが昼の2人から4人に増加してスムーズな入場、観客もスタートから大きな声でお出迎えと、人は改善していけるのだということを示す立ち上がり。
田辺氏も早々に登場しての2部のコーナーはこんなかんじ
- みのり写真日記 with 田辺氏
- メール紹介
- みのるいビンゴチャレンジ
- プレゼント企画当選者発表
- エンディング
1部とは対象的に、2部は田辺氏と2人でまったり過ごす時間を覗かせてもらったような感覚。田辺氏といる時の鈴木さんって表情も口調もすごい柔らかいんですよね。普段は棘があるとかではなくね。画面越しの情報だけでもそう感じるんですが、間近で見て改めて思いました。
そんな独特の空気感がありつつ、出会いから今までを振り返ってお互いの好きなところを言い合ってみたり、声優人生初だという田辺氏からのお手紙の朗読があったりと節目のタイミングだからこそできる照れくさいイベントも見せてくれて満足。田辺氏が「家みたい」と言っていましたがそれはこちらも同じで、これが家だったら2人の喋りをBGMにしてよく眠れるだろうというぐらい落ち着いた空間でした。
2部のお見送りは、撤収の兼ね合いもあってか押し気味の進行。かつて末尾に数字がつくタイプのアイドルを追っていた時の言葉だと、1部は「個握」で2部は「全握」ぐらいの持ち時間でした。
同じ時代に生きてたってすげぇことだな?
イベントの中ではおふざけ気味に言っていた「一緒に歳を重ねていけるって嬉しいですね」が、すごく刺さっています。
オメガトライブキングダムという漫画に出てくる梶くんが言っていました。「同じ時代に生きてたってすげぇことだな?ぶっ殺したいほど憎かったやつも、心底惚れた奴も、同じ時代に生きてるってことは……一緒に遊んだ者同士、同じように愛おしいな?」と。
チ。という漫画に出てくるラファウくん(CV.坂本真綾)も言っていました。「僕らは気付いたらこの時代にいた。別の時代でも良かったのにこの時代だった。それはただの偶然で無意味で適当なことで、つまり奇跡的で運命的なことだ。」と。
自分がオタクする時は1人行動を好むようにそれぞれスタンスも熱量も様々で、ほとんどの人とは交わることなく終わると思う。それでも、自分の人生が終わる時には今日のことを思い出すんじゃないでしょうか。わからないけど、少なくとも今日の時点ではそう感じています。イベントが終わって、なぜこんなに満たされているのだろうかと振り返ると、繋がりを感じられたからなのかなと思います。鈴木さんのこの1年はいろんな変化があって、オタクの心情としてはソワソワすることもあって、鈴木さんも自分の選択を受け入れてもらえるのかと考えることもあって、ただ今回のイベントを通して「いろいろあったけど、根っこの部分は同じだよね」とお互いに再確認できた気がします。「鈴木みのりの演技も歌も含めた声の表現が好き」、ここさえぶれなければ大丈夫だと。
鈴木みのりという人は、少なくとも役者としては高潔な人だと思う。自分が頑張れていない時は眩しくて直視できないほど。ただそれが調子のバロメーターにもなっているので、鈴木さんの演技や歌に引っ張られながらギリギリ社会人を続けていく。そして一緒に歳を重ねていく。この世は、最低と言うには魅力的すぎるのでね。対戦ありがとうございました。来週の中島由貴さんとのイベントで一旦リアイベラッシュは終了ですが、明日はポケどこ出演もあったり作品関連の供給は豊富なので、このまま楽しんでいきましょう。
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