アニポケ・リコロイ編で伝説として語り継がれる「いにしえの冒険者」と、その仲間の「六英雄」。100年の時を経て再び動き出した彼らの伝説を振り返るとともに、黒いレックウザやオリーヴァ、ガラルサンダー等の姿を現した六英雄の動向をまとめていきます。

六英雄ポケモンといにしえの冒険者の伝説

昔々、100年も昔、黒いレックウザを従えた1人の冒険者がいました
彼はあらゆる地方を旅して、強きポケモンたちと出会い、深い絆を結びました
まだ見ぬ景色を夢見て、仲間になったポケモンたちと、世界の果てを目指します
皆は力を合わせました。大地を走り、壁を砕き、空を駆け、傷を癒やし、海をわたり…
冒険を続けるうちに、たどり着いたのは、とても豊かで美しい、光り輝く楽園でした
冒険者と黒いレックウザ、そして仲間のポケモンたちは、楽園でいつまでも仲良く、幸せに暮らしました
その勇気と飽くなき探究心を称えて、彼はこう呼ばれるようになりました
「いにしえの冒険者」と
ルシアスが見つけてほしい「何か」

12話では、ルシアスらしき人物がペンダントとオリーヴァの共鳴を通じてリコとロイに接触。「見つけてほしい、この世界を」という言葉を2人に投げかけた。
六英雄ポケモン

ルシアスのパートナーだったポケモンたちは「六英雄」と呼ばれる。六英雄ポケモンは「いにしえのモンスターボール」の中に入っている。これまでに出会った六英雄は2体で、ロイが持っていたモンスターボールから黒いレックウザと、パルデアの森で出会ったオリーヴァ。
黒いレックウザは行方をくらませているが、オリーヴァは森の再生を通じてリコ達を認め、共に行動している。
登場済の六英雄ポケモン
黒いレックウザ

六英雄の一角、黒いレックウザ。ルシアスの最初のパートナーであることから、六英雄の中でもエクスプローラーズとの戦闘中、ロイが持っていたいにしえのモンスターボールがリコのペンダントと共鳴し、姿を現す。理由は分からないが怒り狂っている様子で、周囲一帯を攻撃し、ロイの「戻れ」という声にも応えることなく飛び去っていった。
その後はオリーヴァの森やガラルの鉱山など、他の六英雄がいる場所で目撃されている。
オリーヴァ

六英雄の一角、巨大なオリーヴァ。「落雷」が原因の山火事で荒れ果てた状態のオリーヴァの森をリコ達が訪れる形で出会う。当初は森のポケモンに害をなす存在と認識され敵対したが、傷ついたウパーの治療や森の再生を通じてリコ達のことを認める。その後、オリーヴァのいにしえのモンスターボールとリコのペンダントを共鳴させ、ルシアスからのメッセージを伝えた。
現在はいにしえのモンスターボールに入ってリコ達と共に行動している。リコの意思でボールを開けることはできないが、エクスプローラーズの幹部・スピネル戦では窮地に陥ったリコ達を助けた。
ガラルファイヤー

六英雄の一角。カントー地方の伝説のポケモン・ファイヤーのガラルにおけるリージョンフォーム。リコ達とは、黒いレックウザを追って訪れたガラルの鉱山で出会う。怒り狂った状態で現れ、リコ達やエクスプローラーズにも無差別に攻撃を仕掛けた。鉱山の作業員が動けなくなっていたのは、恐らくガラルファイヤーの「もえあがるいかり」の影響。
バトルで勝つのではなく「なぜ怒っているのか知りたい」と、ガラルファイヤーの心に寄り添おうとしたリコ。フリードやロイに加え、オリーヴァの協力もあって落ち着きを取り戻したガラルファイヤーは、オリーヴァ同様自らいにしえのモンスターボールに入ってリコ達と行動を共にする。
六英雄とテラパゴスとの関係
ペンダントとの共鳴

六英雄が姿を現す時、テラパゴスのペンダントとの共鳴が必ずセットであることから、六英雄とテラパゴスには何かしらの繋がりがあるものと思われる。いにしえの冒険者の伝説には登場しないテラパゴス。「楽園」にたどり着いたはずが、100年の時を経て再度動き出した六英雄やルシアスの現状。テラパゴスの存在が彼らにどのように影響を与えているのかは、今後のリコロイ編で追うべき重要な謎となるだろう。
冒険譚の記述

「リコとロイの旅立ち」編クライマックスPVで紹介された、「リコの祖母・ダイアナから語られるルシアスの冒険譚」の流れで映った文献にはテラパゴス(テラスタルフォルム)の姿が。ダイアナが幼い頃からテラパゴスのペンダントはあったようで、テラパゴスもルシアスたちと同じ時代を生きていた可能性もある。
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