アニポケ新シリーズ リコロイ編とは
章 | 話 |
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リコとロイの旅立ち | 1~25話 |
テラパゴスのかがやき | 26話~45話 |
テラスタルデビュー | 46話~67話 |
レックウザライジング | 68話~ |
アニポケのリコロイ編は、2023年に放送開始された「リコ」と「ロイ」を主人公とするシリーズ。リコロイ編のストーリーは、世界の謎を追う冒険がメインで、その中でポケモンとの交流や主人公たちの成長が描かれている。
リコロイと共に謎を追う冒険者集団「ライジングボルテッカーズ」と、リコのペンダントを奪うなど強硬な手段で目的を達成しようとする「エクスプローラーズ」が物語に登場する主要な組織。旅の中でネモやナンジャモ、カブなど原作ゲームのキャラとも出会い、彼らに導かれてリコ達はトレーナーとしても成長していく。
リコロイ編のキャラクター相関図
W主人公のリコとロイ
リコ
リコは、アニメ「ポケットモンスター」リコロイ編の主人公の1人。内気な性格で、後先を考えているうちに動けなくなってしまいがち。祖母から貰った「不思議なペンダント」がきっかけで冒険に旅立つことになる。
相棒はニャオハ
リコのパートナーはニャオハ。ニャオハはきまぐれでマイペースな性格で、当初はうまくコミュニケーションをとれずにいたが、リコが自分を知ってもらおうとすること・ニャオハを知ろうとすることに併行してチャレンジした結果距離が縮まった。今では、リコが実家で父親のポケモン・パピモッチと仲良くする姿に嫉妬するほどリコに懐いている。
謎のポケモン・テラパゴスとの関係
祖母から貰った不思議なペンダントの正体は、亀のような姿をしたポケモン・テラパゴスだった。リコの危機に限り何度か姿を見せていたテラパゴスだが、ガラルファイヤーとの戦闘以降は休眠を解き、ノーマルフォルムと呼ばれる姿で行動を共にする。
ロイ
名前 | ロイ |
出身 | カントー地方 |
現住 | カントー地方 |
声優 | 寺崎裕香 |
ロイは、リコロイ編の主人公の1人。幼い頃から宝物としていた「いにしえのモンスターボール」から現れ、飛び去ってしまった黒いレックウザをゲットするため、冒険に旅立つ。
相棒はホゲータ
ロイのパートナーはホゲータ。ホゲータは能天気で食いしん坊、歌うことが好きで、一緒に歌うことでロイと心を通わせた。フリードのリザードンに憧れている。
ライジングボルテッカーズ|リコロイが所属する冒険者集団
ライジングボルテッカーズは、「ポケモンの謎、世界の謎を解き明かすこと」を使命とする冒険家集団。リコロイ編では、リコの母・ルッカからの依頼でリコが通うセキエイ学園に訪れた。依頼の内容は「リコをパルデアの実家まで送り届ける」というもので、パルデアへの道中でロイ、パルデア到着後にリコがライジングボルテッカーズに正式加入。
ライジングボルテッカーズのメンバー
メンバー | 役割/声優 |
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リコ | 鈴木みのり |
ロイ | 寺崎裕香 |
ドット/ぐるみん | 【情報収集】 青山吉能 |
フリード | 【リーダー】 八代拓 |
オリオ | 【整備】 佐倉綾音 |
マードック | 【料理】 三宅健太 |
モリ― | 【治療】 真堂圭 |
ランドウ | 【海上操舵】 塾一久 |
ライジングボルテッカーズは、飛行船「ブレイブアサギ号」で寝食をともにしながら世界中を旅する。結成時のメンバーはフリード・オリオ・ランドウで、元はランドウの釣り船だった「アサギ号」をオリオが飛行船へと改造した。
エクスプローラーズ|リコロイ編の敵組織
エクスプローラーズは、リコのペンダントを狙う謎の集団。世間では「悪名高きエクスプローラーズ」と呼ばれるが、内部では「ギベオンの願いを叶える存在」を自称している。かつては古の冒険者・ルシアスの仲間だった。
エクスプローラーズのメンバー
幹部クラス
メンバー | 声優 |
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ギベオン | 速水奨 |
アメジオ | 堀江瞬 |
スピネル | 古川慎 |
サンゴ | 大谷育江 |
オニキス | 小野寺悠貴 |
アゲート | 舞羽美海 |
ハンベル | 近藤浩徳 |
構成員
キャラ | 声優 |
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ジル | 田邊幸輔 |
コニア | 志田有彩 |
六英雄ポケモンといにしえの冒険者の伝説
いにしえの冒険者「ルシアス」の伝説
昔々、100年も昔、黒いレックウザを従えた1人の冒険者がいました
彼はあらゆる地方を旅して、強きポケモンたちと出会い、深い絆を結びました
まだ見ぬ景色を夢見て、仲間になったポケモンたちと、世界の果てを目指します
皆は力を合わせました。大地を走り、壁を砕き、空を駆け、傷を癒やし、海をわたり…
冒険を続けるうちに、たどり着いたのは、とても豊かで美しい、光り輝く楽園でした
冒険者と黒いレックウザ、そして仲間のポケモンたちは、楽園でいつまでも仲良く、幸せに暮らしました
その勇気と飽くなき探究心を称えて、彼はこう呼ばれるようになりました
「いにしえの冒険者」と
六英雄ポケモン
六英雄ポケモン一覧 | |
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黒いレックウザ | オリーヴァ |
ガラルファイヤー | – ラプラス |
バサギリ | エンテイ |
ルシアスのパートナーだったポケモンたちは「六英雄」と呼ばれる。六英雄ポケモンは「いにしえのモンスターボール」の中に入っている。これまでに出会った六英雄は黒いレックウザ・オリーヴァ・ガラルファイヤーの3体で、黒いレックウザは行方をくらませているが、オリーヴァ・ガラルファイヤーはリコ達と心を通わせ、共に行動している。
ラプラス・バサギリ・エンテイはルシアスの手記で存在を確認しているのみで、残る3体の六英雄を見つけるのがライジングボルテッカーズの目標となっている。
ルシアスが見つけてほしい「何か」
12話では、ルシアスらしき人物がペンダントとオリーヴァの共鳴を通じてリコとロイに接触。「見つけてほしい、この世界を」という言葉を2人に投げかけた。24話ではガラルファイヤーとの共鳴で再び登場、今度は「このラクアは必ず、俺たちが…」という言葉を残した。
これまでのリコロイ
リコとロイの旅立ち(1~25話)
ペンダントの謎を追うリコ、黒いレックウザを追うロイ
内気な少女・リコは、パートナーのニャオハと共にカントー地方の学校で寮生活をしていたが、祖母にお守りとして渡されたペンダントがきっかけで生活が一変する。ペンダントを狙って現れたエクスプローラーズとリコの護衛として雇われたライジングボルテッカーズの争いに巻き込まれる形で、リコはライジングボルテッカーズの飛行船・ブレイブアサギ号に乗り込む。
パルデアにあるリコの実家を目指す途中で、離島に住む少年・ロイと出会う。離島まで追ってきたエクスプローラーズとの争いの中でロイが持つ「いにしえのモンスターボール」とリコのペンダントが共鳴、モンスターボールの中から黒いレックウザが現れた。怒り狂いながら飛び去っていったレックウザをゲットすることを目標とし、ロイもライジングボルテッカーズに加入する。
ペンダントを狙うエクスプローラーズとの攻防
パルデア到着後も旅を続けることを決めたリコだったが、エクスプローラーズの追撃は止まらない。エクスプローラーズの幹部・スピネルによってリコの記憶を書き換えられ、ペンダントを奪われてしまう。飛行船の開かずの間の住人・ドットの奮起もあり記憶を取り戻したリコたちは、反転攻勢を仕掛ける。
スピネルの策略でライジングボルテッカーズ側の最高戦力・フリードと分断されるが、リコ・ロイ・ドットの連携にパルデアの森で出会った巨大なオリーヴァの助力も加わり、ペンダントの奪還に成功した。
いにしえの冒険者ルシアスと六英雄、テラパゴスの謎
100年前、パートナーの六英雄と共に楽園にたどり着いた冒険者・ルシアス。その伝説を語り継ぐ本を書いたリコの父・アレックスの情報源もまたリコの祖母・ダイアナだった。
ダイアナが住むガラル地方を目指す途中で出会ったのは、六英雄の一角・ガラルファイヤー。荒れ狂うガラルファイヤーを落ち着かせようと奮闘しているとリコのペンダントとファイヤーのいにしえのモンスタボールが共鳴、ルシアスらしき人物の姿が現れるとともに、ペンダントは亀のような姿をしたポケモン・テラパゴスへと姿を変える。
おばあちゃんとの再会、エクスプローラーズとの決戦
テラパゴスのペンダントをリコに渡す、リコの父親・アレックスに古の冒険者と六英雄ポケモンの話を伝えるなど、リコやロイの現在に大きな影響を与えたのがリコのおばあちゃん・ダイアナ。ダイアナ曰く、テラパゴスもルシアスと共に旅をしたポケモンとのこと。
ダイアナはガラルの古城でリコと再会し、エクスプローラーズの襲撃から逃れた流れでそのままブレイブアサギ号に乗り込む。
リコの目指す道、六英雄を探す旅
ニャオハに続くパートナー・ミブリムとの出会いやエンジンシティのジムリーダー・カブからの助言を経て、リコは「戦うだけがトレーナーじゃない。ポケモンの気持ちを知って思いやれる、それが私の目指すポケモントレーナー。」という考えに至る。六英雄のオリーヴァやガラルファイヤーも、リコのその姿勢に共鳴し、行動を共にするようになった。
ダイアナの助言もあり、残る3体の六英雄を探し出すことがライジングボルテッカーズの新たな目標となったところで「リコとロイの旅立ち」編は幕を閉じる。
テラパゴスのかがやき(26~45話)
ラクアを目指す旅
「俺は死なない、約束だ。ラクアと共に生きて、必ずもう一度、お前たちと…」
六英雄のラプラスとテラパゴスの共鳴の中で、ルシアスと六英雄たちが交わした約束が明らかになった。六英雄とテラパゴスをもう一度ルシアスに会わせるため、かつてルシアス達がたどり着いたという楽園・ラクアがライジングボルテッカーズの目的地となる。
テラパゴスの本当の姿
突如姿を表した黒いレックウザに対してリコ達は対話を試みるも、そこへアメジオが乱入。攻撃を受け怒るレックウザの無差別攻撃によりリコの身に危険が迫ると、テラパゴスの体が輝き出し、テラスタルフォルムへと姿を変える。テラスタルフォルムの力は強力で、黒いレックウザとも真っ向から渡り合うも、テラパゴスはすぐに力尽きてしまう。そんなテラパゴスの様子を見て、レックウザも興味を失ったように去っていく。
テラパゴスは六英雄のオリーヴァ・ガラルファイヤーと出会ったことでペンダントから目覚め、ラプラスと出会い一時的にテラスタルフォルムの力を使えるようになった。更にテラパゴスの力を観察するようなレックウザの様子から、フリード達はまだテラパゴスの力が完全ではないと推測。全ての六英雄と出会い、テラパゴスの本来の力を取り戻せばラクアへの道が開かれる、という予想のもと、ライジングボルテッカーズは再び動き出す。
古城から同行していたダイアナは、このタイミングで下船。別働隊として、元々ルシアスの仲間だったというエクスプローラーズの狙いを単独で探ることになる。
新たな力と仲間
新たな旅立ちを迎えたライジングボルテッカーズだが、活動資金が底をついたことで六英雄捜索はやや足踏み。資金調達のための依頼や、停泊中の買い出しをこなす中で年少組が成長を見せる。ホゲータはチャームボイス、クワッスはけたぐり、ミブリムはいやしのはどうを習得し、ドットはカヌチャンを新たなパートナーとして迎えた。
一方ニャオハは、バトル中の不可抗力でリコを負傷させてしまったことから、かつて同族を助けようとして怪我を負わせてしまったトラウマを思い出してしまう。責任感からブリーダーの元に戻ろうとするニャオハだったが、リコの献身により絆を再確認。トラウマを克服する必中技のマジカルリーフを習得した。
黒いレックウザとの決戦
街で偶然出会ったサンゴの発言から、エクスプローラーズの黒いレックウザ捕獲計画を知ったライジングボルテッカーズ。計画阻止のためエクスプローラーズの基地へ向かうが、スピネルの謀略によりフリードが分断されてしまう。それでも残るメンバーの奮闘でエクスプローラーズの企みをなんとか潰すことに成功。
そして、レックウザに力を認めてもらうためのバトルが始まる。激しい戦いの中、ピンチになったリコとテラパゴスを守るかのようにアメジオも参戦。強大な力を持つレックウザに対抗するため、宿敵であるフリードとアメジオの仮初の共闘が実現。リザードンとソウブレイズのWテラスタルで攻め立てるも、レックウザの奥の手「ガリョウテンセイ」の前に屈する。
最高戦力のフリードとそのライバルのアメジオ、2人が手を組んでもなお及ばないという絶望的な状況だが、ロイとホゲータは闘志を絶やさない。そんな2人に引っ張られるようにリコも奮起、リコの力強い言葉に後押しされたニャオハは、ニャローテへと進化を果たす。土壇場で新技「ニトロチャージ」を習得したホゲータとの同時攻撃はレックウザをぐらつかせるが、ニャローテとホゲータも限界を迎える。
リコ達のことを少しだけ認めたような様子で去っていくレックウザ。確かな成長は見せつつもレックウザには及ばなかった現実を受け止め、もっと強くなりたいという意思を示すリコ、ロイ、ドット。そんな3人に対してフリードは、戦いの中で傷ついたブレイブアサギ号の修理期間を、テラスタルの修行に当てる提案をする。そして舞台はパルデアのオレンジアカデミーへ…。
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ポケットモンスターお疲れ様です。